こんにちは、ただいまお店で珈琲香坊さんによる「コーヒーの美味しい淹れ方講座」を開催しています。お店に近寄ると、コーヒーのいい香りが漂ってきて、幸せな気持ちになります。
さて、ハンガリーの由美さんからいま盛りのオルゴナの花についてのレポートが届きました。オルゴナってなんだろうと思っていたら、ライラックのことだったのですね。
きっと姿だけでなく、香りもいいんだろうなあ。花の香りも幸せな気持ちになりますよね。フクヤの周りは椿や桜といった香りがあまり無い花に囲まれているので、そんな環境が羨ましいです。
さて、ここからは由美さんのレポートです。
『オルゴナ』
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みなさま こんにちは。
前回の通信で色づき始めたばかりのオルゴナの写真をご紹介しましたが、いまは盛りとなっています♪
もともとはバルカンにある種で、トルコ人が初めて庭に植えた・・・とハンガリー語のWikipediaにありますね。
ハンガリー語で紫をLila(リラ)といいますが、トルコ語のLeilak(レイラク?)から由来して紫色を指すようにヨーロッパに広まったとか。
Orgona(オルゴナ)は、ハンガリーでは教会のパイプオルガンのことです。
上に向かって咲き誇るカタチをオルガンのパイプと見立てて、後に花の呼称にもなったのでしょうか。
オルゴナ(ハンガリー語)
リラ(フランス語)
ライラック(英語)
ムラサキハシドイ(日本語)・・・でいいですか?
”ムラサキハシドイ”
調べるまで私はこの日本語名称をしらなかったのですが、漢字で”紫丁香花”とはこの花の特徴をよく表していますね。新緑の葉とのコントラスト美しく咲く薄紫の花は、こちらでは多くの家の庭先を彩り、そのやさしい芳香で道行く人々の歩みを思わず止めさせてしまいます。
この春になってよくよく観察してみると、近隣一帯の住宅地では、オルゴナの無い家を探すほうが難しいくらい。
紫ばかりでなく白もありますので、その色合わせがまた見事な春の景色となっています。予定外の散歩も、どこまで続くのかこの美しさ、、、と限りなく歩いて行けそうで。。。
どの花でもそうだとは思いますが、パッキリとした青い空にオルゴナも映えるんですけどねー、ここのところまた天気が良かったり悪かったり。。。
それでもなんとか機会を狙って撮ってみましたので、今回は文章よりも写真で、オルゴナをお楽しみ下さいませ~♪
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オルゴナについては以前のハンガリー通信でも”母の日の詩”に登場する花として紹介しています。
→母の日の詩
ヨーロッパは本当にいまが盛りの花の時期ですね。気温も暑くも寒くもなく、乾燥していて日が長く本当に気持ちのいい季節です。日本は冬の寒さからやっと暖かくなったと思ったら、梅雨になり、その次は猛暑といい季節が短いのが残念。
知人のヨーロッパ人が「日本には5月と9月しか良くない」と言っていました。日本は南北に長いので、一概には言えないでしょうが、東京に限って言えば本当にそうだなあ、と思っています。
ミタ
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外国の人に「日本に行きたいんだけど、いつ頃がいいかしら」と聞かれると、うーんと考えてしまいます。
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ミタ